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2025年1月4日2025年1月16日

MVC設計モデル

目次

  1. MVCモデルとは?
  2. Model(モデル)
  3. View(ビュー)
  4. Controller(コントローラー)
  5. MVCの全体の流れ
  6. MVC設計モデルを採用するメリット
  7. MVC設計モデルを学ぶ理由

MVCモデルとは?

MVCモデルとは、Webアプリケーションの機能を以下の3つの要素に分割する設計モデルです。

他の設計モデルとして「MVVM」や「MVP」もありますが、ここでは対象外とします。


1. Model(モデル)

Modelは、アプリケーションのデータを管理します。
具体的には、以下の役割を担います:

  • データベースとのやり取り(保存、取得、更新、削除)
  • データの一貫性と制約の維持

2. View(ビュー)

Viewは、ユーザーインターフェース(UI)を担当します。
主な役割は以下の通りです:

  • Modelから受け取ったデータの表示
  • ユーザー入力をControllerに渡す

特徴として、データ処理やビジネスロジックは行いません。


3. Controller(コントローラー)

Controllerは、ModelとViewの間をつなぐ役割を持ちます。
具体的には以下のような処理を行います:

  • Viewからのリクエストを受け取る
  • 必要に応じてModelを操作し、データを取得・更新する
  • 取得したデータをViewに渡す
  • 入力データのバリデーション

また、Controllerは通常、URLと紐付けて使用します。


MVCの全体の流れ

  1. ユーザーがViewを操作してリクエストを送信
  2. Controllerがリクエストを受け取る
  3. Modelがデータを処理(取得・更新・削除)し、その結果をControllerに返す
  4. Controllerが処理結果をViewに渡し、ユーザーに表示する

MVC設計モデルを採用するメリット

このブログではLaravelフレームワークを使用します。LaravelもMVC設計モデルを採用しています。
厳密には完全なMVC設計モデルではありませんが、MVCとして考えて問題ありません。

主なメリットは以下の通りです:

  • ロジックとUIが分離されるため、開発と保守が容易になる
  • 各コンポーネント(Model / View / Controller)が独立しているため、再利用可能
  • 各コンポーネントを独立してテストできる

MVC設計モデルを学ぶ理由

このブログではLaravelを使用しますが、他のプログラミング言語やフレームワークでもMVC設計モデルが広く採用されています。
MVCの基礎知識を習得しておくことで、さまざまなフレームワークを使用する実務にスムーズに対応できるようになります。

この機会にMVC設計モデルを理解しておきましょう。

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