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プログラミング教室 M&Co.
2025年1月4日2025年1月16日

PHPでの変数の扱い その1

目次

  1. 変数について学ぼう
  2. 変数の基本的な使い方
  3. PHPでの変数の使用例
  4. 型と変数
  5. PHPでの型指定
  6. 変数の初期化について
  7. 変数を使う際に意識するポイント
  8. まとめ

変数について学ぼう

どんなプログラミング言語でも、必ず「変数」という概念が登場します。
PHPでも同様に変数を使用します。変数とは、一言で言えば「さまざまなデータを一時的に入れておくための入れ物」です。

変数の基本的な使い方

変数に格納したデータは以下のように操作できます:

  • 自由に取り出す
  • 別のデータに置き換える
  • 格納したデータを削除する

また、変数はいくつでも作成可能で、どのように使用するかはプログラマーの自由です。


PHPでの変数の使用例

$title = "ララベルハンズオン";

上記のコードでは、変数 $title に「ララベルハンズオン」という文字列を格納しています。
PHPではドルマーク($)の後に変数名を記述することで、変数を使用できます。

ポイント: 変数名には、分かりやすい名前を付けましょう。
例: 変数名を見るだけで「どんなデータが入るか」が想像できるのが理想です。


型と変数

C言語などのプログラミング言語では、変数名と一緒に「型」を指定することがあります。
例えば以下のような書き方です:

int count = 5;

このコードは「整数型(int)の変数 count に、数値 5 を格納する」という意味です。


PHPでの型指定

PHPでも型を指定して変数を定義しようとすると、以下のようなエラーが発生します。

int $count = 5; // syntax error

エラー内容:

PHP Parse error: syntax error, unexpected variable

残念ながら、PHPでは変数の型を直接指定することはできません。
ただし、関数の引数や戻り値に型を指定することは可能です(後述します)。

補足: 型を指定することで、予期しない不具合を防ぐことができるため、型を明確にすることは非常に重要です。


変数の初期化について

次のコードを見てみましょう:

$empty;

この場合、変数 $empty には何も格納されていないため、PHPは以下の警告を出します:

Undefined variable $empty

このような警告を防ぐためには、変数を初期化してから使用しましょう。

$empty = "not empty"; // 初期化

変数を使う際に意識するポイント

  1. 変数名: どんなデータが入るかを想像できる名前にする
  2. 型の指定: 可能な場合は型を明確にする(PHPでは関数などで可能)
  3. 初期化: 使用する前に必ず初期化する

まとめ

今回は変数の基本について説明しました。変数はプログラミングの基礎ですが、より深く学ぶべき内容もあります。

次回は、変数に関連するさらに高度な使い方について解説します。お楽しみに!

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