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2025年1月5日2025年1月16日

PHPの環境変数

目次

  1. 環境変数について学ぼう
  2. 環境変数の役割
  3. PHPから環境変数にアクセスする方法
  4. 環境変数にデータを保存する方法
  5. 具体的な利用例について

環境変数について学ぼう

環境変数は、普通の変数とは異なり、少し特殊な性質を持つ変数です。
主にプログラムの動作を変更するための設定値を、プログラムの外部に保存する目的で使用されます。


環境変数の役割

環境変数を使用することで、以下のような利点があります:

  • 設定値を外部に保存して管理できる
  • プログラムのコードを変更することなく、動作を変更可能

実務では、設定値を環境変数として保存し、プログラムから参照することが一般的です。
多くの場合、.env という仕組みを利用して環境変数を管理します(これについては後述します)。


PHPから環境変数にアクセスする方法

PHPでは、環境変数にアクセスするために以下の方法が使えます:

$_SERVER を使用する方法

$_SERVER["KANKYO"];

getenv を使用する方法

getenv("KANKYO");

どちらの方法でも、指定した環境変数にアクセスできます。


環境変数にデータを保存する方法

PHPで環境変数にデータを保存するには、以下の2つの方法があります:

1. $_SERVER を使用する

$_SERVER["KANKYO"] = "環境A";

2. putenv を使用する

putenv('KANKYO="環境A"');

どちらも同じ動作をし、KANKYO という名前の環境変数に「環境A」という値を保存します。


具体的な利用例について

環境変数の使い方が具体的にイメージしにくいかもしれませんが、実際の開発では以下のようなケースで利用されます:

  • データベース接続情報の保存(例: ホスト名、ユーザー名、パスワード)
  • 外部APIのキーやトークンの管理
  • 開発環境と本番環境での設定値の切り替え

今後、実際にコードを書く中で環境変数の役割を確認し、動作を理解していきましょう。


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